リブ&リブBlog

シニア(1人暮らし高齢者)と大学生の世代間ホームシェア(異世代同居)を推進します


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世代間交流ランチ会

先日、都内にあるシニア宅で世代間交流ランチ会を開催しました。
参加者は若い大学生組が3名と、シニア組が4名。初めて会う方々がほとんどです。

大学生もシニアも、お互い当初は会話の糸口は?会話が持つのか?といった心配も多少持っていたようですが、気がつけば4時間に及ぶ会になり大盛り上がりでした。

大盛り上がりの要因は、参加者の「オープンマインド」に寄るところが大きかったように思います。例えば、ホストのご夫妻は仕事での海外赴任経験がおありの国際派。会の序盤は、ホストのご主人が若者をカラカイ半分でテンポの良い会話を進めてくれました。

参加した大学生の感想を抜粋します。

大学生M君
「初めて身内以外のシニアときちんと会話をした。実際に話をしてみると、世代間の壁って案外ないのではと思えた。ランチ会に参加するまで、シニアは若者に対して、『最近の若者は・・・』という風にネガティブに若者を捉えているとばかり思っていたけれど、これは偏見に過ぎなかった。」

身内以外のシニアとこれまで交流がしたことがなかったM君。前回の立教大学での座談会でも同様の話が出ていましたが、これが現実なのでしょうか。「世代間の断絶」の問題は、そもそも交流をする機会がないということなのではないでしょうか。それでは、わかり合えるものもわかり合えません。

一方で地方出身の大学生の感想がこちら。

大学生Yさん
「私の出身である地方の小さな都市では、近隣住民など、様々な世代間での人と人との結びつきがまだ多少ありますが、都市部の大学へ進学してからは、自分と同世代である学生との関わりがほとんどでした。今回のようにランチ会等を通した世代間交流ができれば、私のような地方出身の学生にとって、身近に自分の事を見守ってくれる、時に助言を与えてくれる高齢世代の存在が心の支えとなると思いました。」

なるほど。Yさんの地元では隣近所の結びつきがまだ多少あるのですね。一方で、上京してからは同世代での交流がほとんどで、世代間での交流はなかったとのこと。Yさんは今回のランチ会を通じて、地元で味わっていた居心地の良さを少し思い出してくれたのかもしれません。

 
大成功に終わった7月のランチ会。次回の開催が楽しみです。

ランチ会